9月よりアトリエ前の道路が歩道工事のため、一部片側通行になっています。
いつもよりも交通が混雑しておりますのでご来店の際はお気を付け下さい。
今日は、リングの表情を決める大切な工程と言っても過言ではない
「仕上げ」について少し触れたいと思います。
結婚指輪をオーダーメイドで作る場合は、もちろんデザインが
最重要ポイントにはなるかと思いますが、たとえ同じデザインであっても
仕上げの方法を変えることで全く違った雰囲気になります。
仕上げは大きく分けて、貴金属の輝きを最大限引き出した光沢ある「鏡面仕上げ」と、
敢えてツヤや光沢感を抑えた「マット(つや消し)」に分けられます。
まずは鏡面仕上げの指輪がこちら。
鎚目の入った指輪ですが、光の反射で細かな面がきらきらと輝いているのがわかります。
鏡面仕上げは何と言ってもその華やかさと高級感が最大の魅力です。
その分使用すると小傷が目立ちますが、お手入れ次第で輝きを持続できますのでご安心を。
そしてこちらがマット仕上げの指輪です。
同じ鎚目の指輪ですが、輝き方が柔らかく自然な風合いです。
マット仕上げは目の荒い仕上げから、上画像のような細かな仕上げまで選ぶことが出来ます。
着けたときからしっくりと指に馴染む落ち着いた雰囲気に仕上がるのがポイント。
普段指輪をつけ慣れていない男性の方にもおすすめなのがマット仕上げです。
指輪の仕上げは、マットと鏡面のほかにも、その中間くらいの半ツヤ仕上げなど、
ご希望に応じて細かく変える事ができますので詳しくはお問い合わせください。
指輪のデザインに合わせて表情を変えたり、ご納品後のメンテナンス時に仕上げを変えて
楽しむことが出来ますので、是非指輪づくりの参考にしていただきたいポイントです。