ひと雨降る毎に秋の深まりを感じるこの頃。
多布施川添いの木々も、思い思いに色づいてきました。
今日は良くご質問いただく内容「手作りとオーダーメイドで仕上がりの違い」について、
少しご説明させていただきたいと思います。
ルシェルHPのギャラリーページには、それぞれ【オーダー】と【手作り】を表記して
結婚指輪をご紹介させていただいておりますが、一見して違いの見分けがつくかと言えば
そうでもない場合が多いです。
お二人に結婚指輪のワックス原型を作っていただく「手作りプラン」では
初心者の方でも加工がしやすいロウ型(ワックス原型)を使った「鋳造」製法で
本制作と仕上げをさせていただきます。
お二人が手作りした風合いを生かすので、手作りの良さと手作りした思い出が
一生残る結婚指輪に仕上がります。
作る工程で二人が相談しながら自分達だけのリングを作り上げていく、その工程こそが
「手作り結婚指輪プラン」最大の価値といえるかもしれません。
一方、フルオーダーの場合はどうでしょうか?
手作りプランと同じ鋳造の場合もあれば、貴金属を直接加工する鍛造もあり
職人がリングのデザインによって製法を使い分けています。
形状やデザインによって最も適した方法で作りあげていくので、
耐久性が必要なリング、緻密や複雑なデザインといった特殊なリング作りの場合は
フルオーダーをおすすめさせていただいております。
フルオーダーは、お客様が直接手作りするわけではないのですが
デザインの打ち合わせから始まり、試作品の試着や製作の途中段階でご確認いただいたりと
出来上がるまでに様々なお話し合いをさせていただくので
時間を重ねた分だけ、手作りに負けない思い入れのある結婚指輪に仕上がることでしょう。
手を動かすことがお好きな方、結婚指輪を思い出づくりのきっかけにしたい方
世界中どこにもない結婚指輪を作りたい方…
まずはどこに重点を置くかで、手作りとフルオーダーどちらで作る方が一番ふさわしいかが
お客様との打ち合わせの中で自然と決まってきます。
「手作りとオーダーメイド、仕上がりは違うの?」
良く聞かれるこのご質問、ルシェルが答えるならば「イエス」であり「ノー」でもあるのです。