今日から2月が始まりますね。
1日が月曜日というのは、気分的に何だか引き締まった感じがするのは私だけでしょうか(笑)
今日はリングの素材選びについて少しお話させていただきます。
一般的に、結婚指輪の素材と言えば「プラチナ」というイメージが強いかもしれませんが
ルシェルでお作りさせていただくマリッジリングはプラチナとゴールドが半々くらいの印象です。
オーダーメイドでお作りさせていただくに当たって
素材選びの際は、取扱させていただいている全ての貴金属の種類を
実際に見て触れていただいて、その方の指に通した状態でご確認いただきます。
その方の手の印象や肌の色は大切な個性のひとつ。
着ける方に一番ぴったりな素材選びをお手伝いさせていただいております。
ところで、素材を選ぶにあたって良く聞かれる質問があります。
『ゴールドとプラチナどっちが強いんですか?』
こちらの質問の答えは、一見簡単なようでいて、とても奥が深いのです。
良く似た細身の鎚目が入ったご結婚指輪ですが、
上の画像がプラチナ(Pt900)製、下の画像がゴールド(K18)製。
Pt900はプラチナの純度(含有率)が90%、K18はゴールドが75%入っているという表記です。
いずれも純粋な100%のままだと柔らかくすぐに傷が入ってしまうため、
他の金属と混ぜる事により耐久性を向上させています。
この割合をみると、プラチナの方がより純度が高く柔らかい傾向があり
純度がプラチナよりも低い分、ゴールドの方がより強いとも考えられます。
しかしながら、一番重要なポイントは素材そのものよりも、
「その指輪をどのように使うか」ということです。
ほぼ外すことなくつけたままで毎日生活するのか、
お仕事中や家事の時は外すのかでも、傷やゆがみの入り方はかなり違ってきます。
そして、指輪そのものが共に何十年という日常生活を送る上で
十分な耐久性をもった構造かどうかもとても大切なポイント。
一見幅があって頑丈そうなリングでも、厚みが薄いとすぐに歪みが生じます。
ルシェルでの素材選びの際は、色合い等のぱっと見た目の印象だけでなく
その方のライフスタイルまで考慮した全体的な観点からお手伝いさせていただきますので
迷った際はお気軽にご相談くださいね。