今回は、マリッジリングの手作り風景をご紹介いたします。

以前妹さんがルシェルでご結婚指輪をお作りいただいたことがご縁でご来店くださったおふたり。

丁寧にお互いが気に入るデザインを決めてくださり

新郎さまはシャンパンゴールド、新婦様がピンクゴールドでお作りすることに。

新装したルシェルの手作りアトリエへご案内し、

楽しそうなおふたりをパシャリと撮影させていただきましたら、早速指輪作りがスタートです。

ご自身のことを”不器用”だと思っておられたようで、手作りに少し不安を感じていたおふたりでしたが

どの工程もとても丁寧に、終始和やかな雰囲気で指輪作りを楽しんでくださいました。

リングの正面にひし形の立体感がつくデザインを選ばれましたが、

2本のリングを重ねた際に、立体的な面がつながるようにしたいとのことで

お二人で何度もWAX(原型)を確認しあいながら削っていただきました。

リングの内側には新婦様が描かれたマグカップのイラストを彫刻しております。

重ねて浮かび上がるのは、マグカップから立ち上がるハートのかたちの湯気。

イラストの愛らしさも加わり、温もりを感じる素敵な仕上がりに。

お二人で協力して手作りしていただいた正面のラインも、

繋がる部分だけをマット仕上げにすることで、シンプルながらもデザインのアクセントとなっています。

M様、この度は結婚指輪を手作りしていただきまして、誠にありがとうございました。

文責 山口

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