満開に咲き誇っていた桜も散り、春の終わりへの寂しさと同時に
夏へのワクワクを感じ・・・季節の移ろいになんとも言えない感覚を覚えます。
さて、早速ですが手作り結婚指輪の制作風景をご紹介いたします。
今回お二人でお作りいただいたのは、丸みを付けたプラチナとピンクゴールドのリングの半周を
ワイヤーブラシで加工を施した結婚指輪です。
先の硬いワイヤーブラシで柔らかいワックスに傷を入れていくことで、アンティーク調の存在感ある仕上がりになります。
ブラシの当て方や力加減でも風合いが変わるため、ふたりだけの特別な仕上がりです。
シンプルな丸みの付いたリングの半分は鏡面でピカピカに仕上げ
もう半分をおふたりにワイヤーブラシで傷を入れていただいたことで、オリジナリティのある結婚指輪に仕上がりました。
リングの内側には、2本のリングを重ねたときに浮かび上がるようにデザインした大きな星を彫刻いたしました。
合わせ彫りの星のインパクトも加わり、オリジナリティ溢れる仕上がりに。
おふたりの指輪が重なってはじめて浮かび上がるデザインは、
お揃い感や互いの絆を感じることができる素敵なアイデアです。
お互いの指輪へワイヤーブラシで加工を施し、星の合わせ彫りを入れたことで存在感のある、
手作り結婚指輪らしい、他にはない魅力的なリングが出来上がりました。
Y様、この度はルシェルにて結婚指輪を手作りしていただき、誠にありがとうございました。
文責 吉村