日が落ちるのがずいぶんと遅くなり、温かく心地よい風が吹くようになりました。
連日、心がざわつく様な事ばかりニュースなどで流れてきますが
こういった日には何も考えず、穏やかに過ごしたいなと思って止みません。
さて、今回はマリッジリングの手作り風景のご紹介です。
佐世保からご来店いただき、まずはデザイン打ち合わせを行いました。
別の日に指輪作りを行う当日までに詳細をLINEにてやり取りをさせていただき、
ウェーブラインが魅力的なデザインお二人とも好まれ、
メンズは職人の鎚目加工とマット加工、レディースは鏡面とマット加工の異なった仕上げを選ばれました。
職人がお手伝いとして立ち会い、WAX(原型)を丁寧に削っていただきました。
カーブの強さ(角度)も手作りしていただくご自身の削り方によって決まるため、
一つ一つの工程をお二人でご相談しながら進めておられました。
ウェーブのデザインは手作りの中で難しいデザインであるものの、
お二人とも丁寧に楽しそうにお作りいただき、和やかな時間を過ごしてくださいました。
完成したWAXは当店にてお預かりし、プラチナとピンクゴールドへ鋳造いたしました。
レディースはダイヤモンドを留める正面の立体部分のみピンクゴールドにしたコンビ加工です。
ダイヤモンドの無色透明をピンクゴールドカラーが際立たせ、よりエレガントな印象を受ける仕上がりに。
裏にはお二人の記念日とお名前、それぞれの誕生石を入れることで
より一層特別感のあるマリッジリングに仕上がりました。
S様、この度はルシェルにて結婚指輪を手作りしていただき、誠にありがとうございました。
文責 山口