昨日の10月15日(火)に、国スポ総合閉会式が行われました。
10月26日(土)は全障スポの開会式を迎えますので
まだまだ佐賀県内のスポーツ熱は収まりません。
さて、今回はご結婚指輪のサイズ直しとカスタムのご紹介です。
以前、リング修理をご依頼いただいた新婦様から
ご両親より譲り受けたご結婚指輪をお持込いただきました。
↓ サイズ直しとカスタム前 Before
ご結婚が決まった際に、新婦様のご両親から譲り受けられた結婚指輪で、
K18製と細い2本のプラチナ製が巻き付いたデザイン性のあるコンビリングとなっております。
こちらを新郎新婦様がそれぞれに引き継いで愛用していきたいとのことでした。
しかし、譲り受けた指輪とお二人のサイズが合っていないということで
サイズ直しをお願いしたいとご来店いただいておりました。
新郎新婦様の号数を測った結果、お二人ともにサイズアップの修理となりましたが
リングデザインが繊細であること、リング厚みが1.2mm以下
お二人ともに3号以上アップのサイズ直しとなり、
地金を足さずにサイズアップは出来ない状況でした。
そのため、サイズアップ分のプラチナ製地金を追加する方法をご提案させていただきました。
そしてサイズ直しとリング全体の磨き直しをしたのがこちらです。
↓ サイズ直しとカスタム後 After
サイズアップ分の地金を追加しただけでは
せっかくのデザインが崩れてしまい、見た目も良くありませんので
追加した地金箇所にメレダイヤモンドを石留いたしました。
リング幅3.4mmとなっており、ダイヤ1石では華やかさが欠けてしまいますので
縦向きに2石留めることで、リングの一番の顔となるようにデザインいたしました。
新婦様のご両親から譲り受けた大切な結婚指輪を
お二人のサイズに合わせてサイズ直しとカスタムすることができました。
デザインベースは変えず、受け継がれるリングの面影を残すことができ
新郎新婦様が次世代へと引き継いでいく気持ちが伝わってきます。
これから末永く、お二人に寄り添った結婚指輪となれば嬉しく思います。
M様、この度はご結婚指輪のカスタムをご依頼いただきましてありがとうございました。
文責 椛島