涼やかな秋の風が吹き
秋ならではのイベントや食べ物が楽しみの季節です。
皆さまも是非、秋を満喫してください。
さて早速ですが、皆様は大切な人から譲り受けた指輪やペンダントなどの
ジュエリーをお持ちではないでしょうか。
自分で身につけたいけど、そのままだと普段使いには難しいデザインや
時代感のあるデザインで着ける機会がないと感じられる方もいらっしゃると思います。
そんな方に「形見の指輪」、「譲り受けたジュエリー」のリフォーム方法をご紹介いたします。
1つ目は元のジュエリーについている宝石、石座をそのまま使用し
新しいアイテムやデザインにリフォームする方法です。
(例えば指輪から石座のみを切り離して加工しバチカンを取り付け
チェーンと合わせる事で、普段使いしやすいペンダントにする等)
元の形状を最大限生かすことで、加工費も抑えられるリフォーム方法です。
2つ目はジュエリーの地金(プラチナやK18)を溶かし
全く新しいデザインにリフォームする方法です。
元のジュエリー地金を溶かして新たなデザインに作り替える方法ですので
形見の品などに込められた想いはしっかりと受け継がれつつも
普段使いしやすいお好きなデザインにリフォームすることが出来ます。
Before(リフォーム前)↓
今回のご依頼は、ご主人の形見のリングと
お手持ちのジュエリーを合わせて新しいデザインの指輪に
リフォームしたいとのご依頼でした。
After(リフォーム後)↓
着けたままで日常生活を送りたいとのご要望でしたので
普段使いしやすく石外れにしくい構造にてデザインいたしました。
メインのダイヤはフクリン留でしっかりと固定し
メレダイヤも1石ずつ丁寧に洗浄したのちに彫り留にてセッティングいたしました。
M様この度は、サロンドルシェルにてリフォームのご依頼ありがとうございました。
文責 吉村